農業をドローンで効率化
◆概要
超省力・高品質生産を実現する新たな農業技術として注目されるスマート農業。農業就業人口の減少や高齢化、耕作放棄地の増加など、日本の農業の課題を解決する切り札としてドローンが期待されています。
◆内容
①農薬散布
手作業の約40~60倍の速さ(1ヘクタールあたり約10分)で農薬散布が行え、さらに無人ヘリよりも農作物に近い距離で農薬を散布することが可能になったため、農薬の使用量を減らしつつ、より高い農薬効果が得られます。
②リモートセンシング
ドローンに搭載したマルチスペクトラムカメラで空撮した圃場の画像を分析することで、農作物の生育状況や病害虫の発生などを可視化し、生育不良のところだけピンポイントで追肥や防除を行うなどの判断や、圃場間の生育状況の比較、収量予測などにも役立てることができます。